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「鳥の視点」(総務課 菊池) (2016.05.17 掲載)


▲〜岩手山から鳥の視点で〜
 
▲〜山に咲く花(シラネアオイ)〜

誰しも一度は鳥になって大空を翔けてみたいと思ったことがあるだろう。
しかし,人間には羽がない。大昔から羽をつけて何とか飛ぼうとしたが近代に至るまで実現しなかった。羽の変わりに翼やローターを使って人間は大空を飛ぶことを可能とした。
だが操縦士以外は飛翔感覚を得にくいのではないだろうか。

人々は昔からその代わりといっては何だが,高所に上ることによって鳥の擬似体験を味わおうとしたのではないだろうか。
私にとって無意味の思えるほどの高い建物や疲労困憊になりながら山に登る意味は,案外そんなところかもしれない。

かという私も山(特に岩手山)に登ることが好きである。山に登る理由は山がそこのあるからと言った登山家の言もさることながら,高所から下を眺めること,鳥の気分を味わうことができるからかも知れない。ある人が,岩手山に100回登ると鳥になれるという話を信じて登り続けた文章を岩手日報紙で見たことがある。それを信じて登り続けているが,鳥にはやはりなれないが,鳥の気分は味わうことができる。鳥の視点を持つことができることが鳥になれるということなのだ。

岩手山は,私が言うまでもなく2,038メートルの岩手県の最高峰である。登るためには標高差1400メートルを自分の足で登らなくてはならない。これが結構難儀なことであるが,雪解けとともに咲き乱れる高山植物を見ながら一歩一歩地面を踏みしめ頂上からの景色を楽しみの毎回,飽くことなく登り続けているのである。

今年は雪解けが早く,例年より鷲型が現れるのが早かったので登山道には雪解けしたとことから花が咲き始めている。岩手山の山開きは毎年7月1日と決まっているが,高山植物が美しいのは,実は雪解けの時期なのである。里が暖かくなったころ少し冷たい空気を感じながら残雪を踏みしめて高山植物に出会うのは楽しみなものである。

「山開き前に登ってもいいんですか?」とよく聞かれるが,いつの季節でも山は自己責任のフィールドです。自分の体力技量の範囲で山を楽しめばいいのではないでしょうか。
盛岡市立病院は晴れていれば岩手山が望める絶好のロケーションにあります。「岩手山の雄姿を見るだけで心和む」と入院患者さんにおっしゃっていただいています。
「岳」という漫画で主人公が,「自分が登ったことがある山は一層美しく見える」と言っています。盛岡に住んでいる皆さんぜひ岩手山の美しい姿をさらに美しく眺めてみませんか。





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