文字のサイズを変更する場合

HOME > 患者さま・ご来院の皆様へ > 診療科のご案内 > 糖尿病・代謝内科; > 新しい血糖検査方法CGM

新しい血糖検査方法CGM(continuous glucose monitoring)を導入致しました

 日本における糖尿病患者数は、生活習慣と社会の変化に伴い増加の一途をたどり、2012年の国民健康・栄養調査結果では糖尿病患者約950万人、糖尿病予備群との合計は2050万人、国民の5人に1人が該当すると報告されました。心血管障害や腎症、網膜症、足壊疽など、糖尿病合併症の増加は大きな社会問題となっております。

 当科では、2型糖尿病を中心に、脂質異常症、高血圧、メタボリックシンドロームなどの代謝性疾患を対象とした治療を担っておりますが、患者様を中心とした糖尿病医師、糖尿病療養指導士(薬剤師、栄養士、看護師)、理学療法士らによるチーム医療を目指しております。2009年10月から糖尿病学会認定教育施設として認定されました。糖尿病治療法は目覚ましい進化を続けており、より良い血糖コントロールの質を目指して個々の病態に応じた治療を選択する手段として、糖尿病先進医療である持続血糖測定モニター(CGM)を用いた治療の取り組みや、持続インスリン皮下注射(CSII)を用いた治療も開始致しました。

 CGMとは,血糖値の変動を連続的に測定する持続型血糖測定モニター(機器)です。 2009年に日本メドトロニック社より、持続血糖測定システムとして日本で初めての承認取得となるCGMを発表。2012年4月に小型化と操作の簡略化を実現した「メドトロニックipro2(アイプロツー)」を世界同時発売と致しました。当院ではこのipro2(アイプロツー)を使用して検査を施行しております。2009年に厚生労働省から医療機器として認可され、2010年2月には保険適応となりました。


CGM(continuous glucose monitoring)のご紹介

 およそ3日間連続で体に機器を装着したまま血糖濃度を測定・記録するモニターですが、この持続グルコースモニタは、5分ごとにグルコース濃度を記録し、昼夜を問わず1日を通しての高血糖、低血糖などの変動パターンを可視化することができるため、患者の血糖状態への理解を深め、より適切で安全な糖尿病治療を行うための指標となることが期待されております。

 レコーダに記録されたデータは、本体を取り外した後、付属のドックステーションに接続し、USBケーブルを用いて専用のウエブアプリケーションにダウンロードしてから、グラフや表で表示できます。但し1日4回以上の自己血糖測定が必要であります。シールで覆えばシャワー、入浴も可能です。


 
 


  2013年から岩手医科大学 糖尿病代謝内科を中心にCGM研究会が立ち上げられ、当院も、近隣の病院、開業されている先生方からのCGM検査受け入れ施設として認定されました。外来での検査は勿論のこと、糖尿病関連検査を含めたCGM2泊3日パスも整備致しました。他に教育入院のクリニカルパスとして、10日間コース、2泊3日コース、1泊2日コースなどあります。特に1泊2日コースでは、地域連携として開業されている先生方で栄養指導が出来ない場合、実際に食事療法を体験してもらうシステムとしております。今後CGMの台数も増加予定であり、患者様のニーズに合わせて対応したいと思いますので、お気軽にご相談頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。



 
 

 糖尿病・代謝内科のご案内はこちらをご覧ください

▲ページ上部へ